看護師FP養成講座のご感想

先日看護師FP養成講座にご参加された、Iさんより感想をいただけましたので、ご紹介いたします。

看護師FP養成講座

以前開催した、看護師FP養成講座中級編のご感想になります。
※ご本人からの了承済、個人が特定されないように調整しています。

こちらの初級編は看護師だけでなく、医療・介護職の方どなたでも参加可能です。
初級編は千葉大学医学部附属病院でお話した内容になります。

1.講座参加のきっかけ

独立系FP事務所を開設し、個別相談に行うため参加しました。

2.どんなFPを目指していますか

病気になった後の生活の相談にのりたいと思っています。 病気なると治療のことはもちろん、生活費や子供の世話、日頃担っているたくさんのことを決めないといけないことがあります。

そんな時、どのように対応していけば、安定した日常を過ごすことができるか、一緒に考えることができる伴走者のようなFPになりたいと思っています。

3.「1.がん患者の相談をFPが行う理由」で学んだこと、どう活かしていきたいか

がん患者さんの問題をひろいあげるのは身近な存在の医療者です。

しかし、医療者は経済的な問題の具体的な解決策をしる機会もなく、個人的な資産の過度な介入は本来の医療から逸脱すると考えます。その為、医療者とFPを含む専門家が連携し包括的な支援ができる体制を作ることが個人的な長期目標です。

まずは、個人相談の実績を積み、人脈作りに取り組んで行こうと思います。

4.「2.家計相談で気をつけること」で学んだこと、どう活かしていきたいか

FP独自の家計に関することに注力していく。 その為にも自分の関わる範囲を把握し相談者にも明確に説明できるようにしていこうと思います。 p27、33 を実践の場で活かしたいと思います。

5.「3.家計相談の実際」で学んだこと、どう活かしていきたいか

家計の悩みが軽減できることで、精神的に安定し、全人的な苦痛の軽減につながることが目標です。その一つの手段として、家計改善や制度の活用など社会的な課題解決をしていることを忘れずに行動していきたいと思います。

6.今後知りたい内容

FP事務所で行う個別相談の内容を詳しく伺いたい。 具体的な事例や個別相談で起こったインシデント(可能な範囲で)など

振り返り

実はこの方、FP資格の中でも一番上のCFP®をお持ちで、FPとしての知識は十分にありました。

医療職は個人的な資産への介入が難しいという現状も医療現場で感じておられ、医療現場とFPをつなげていきたいという目標は、私も開業当初から持っていたので、結構その部分がメインになったのではないかなと思います。

FPの資格自体は、独学でも取得可能です。
しかし、看護師FPとして大事なのは、病気を抱えた相談者がどうなってもらいたいのか、医療現場で抱えている課題解決への気持ちです。

それが強く感じられた参加者でした。

このように、中級編では看護師がFPをすることの意義や可能性についてをメインに行っています。

しかしながら、ここまでFPとしてのベースがあって、「よし!事務所を開業しよう!」という看護師はまだまだ珍しいです。

私としては、今回のように本気で看護師FPを目指している方を応援したいと同時に、現場で患者さんのためにという医療・介護職の皆さんの役に立てることができればと思っています。

以前にも「看護師が医療現場でお金のアドバイスをしてはいけない理由」「FP副業の注意点」でお伝えした通り、医療と金融経済は別物なので、それぞれの専門職がきちんと対応しないと結果的に医療・お金の両方で患者さんの不利益になるためです。

なので、医療・介護職の方がちょっとした質問をタイムリーに解決できる体制を整えました。

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筆者プロフィール

黒田 ちはる
黒田 ちはるがん患者さんのお金の専門家 看護師FP
10年間の看護師経験を活かしたFPとして、がん患者さん、ご家族専門の家計相談を行っています。2016年より全国から350名以上のご相談を担当してきました。東京都、埼玉県のがん専門病院などで家計相談員も務めています。気になることがありましたら、お気軽にご連絡ください。

書籍:「がんになったら知っておきたいお金の話 看護師FPが授ける家計、制度、就労の知恵」(日経メディカル開発)