がん診断一時金のプランニング研修を担当

オンライン開催
Zoomでのオンライン開催で約200名の方がご参加されました。

オリックス生命保険株式会社 静岡支社主催の代理店向けセミナーを担当いたしました。

テーマは「看護師FPが伝える、がん患者の現状から学ぶ診断一時金のプランニング」です。

約1時間お話した内容を振り返ります。

がん診断一時金に特化した研修

プランニング研修
①をメインにお話しました。

昨今、がん治療の進歩に伴い、がんと診断されたときに給付される一時金は高額化、そして複数回のものが増えてきています。

金額が多くなればなるほど、必要保障額がきちんとプランニングされていてこそ、がん保険は最大限効果を発揮します。

ところが、がん保険に加入するときに描いていた保障内容と、実際にがん治療中に現実的に必要な保障内容にはギャップが存在しています。

実際にがん治療中の方やご家族の家計相談に対応していると、本当はこういうところにがん保険が求められているということが痛いほどわかるのです。

ここをもっと一人一人の生活に密着した保障内容のプランニングが行えることで、長い目で見て将来的に困る患者さんが減って欲しいという私の思いもあります。

プランニングというのは、保障内容が高額化すれば良いという簡単な問題でもありません。

ここにがん保険を扱う皆さんの悩みが集結されています。

FP・保険代理店の方々からの相談内容を反映

活動紹介
FP・保険代理店の皆さんからの相談も多く寄せられます。(画像下)

私は保険募集人ではないのになぜこんなに把握しているのかと言いますと、講演や書籍をきっかけに、FPや保険代理店の皆さんからご質問やご相談を受ける機会も増えているためです。

今では、FP・保険代理店の皆さん専用のLINEサービスも行っているほどです。

なので、今回のセミナーでは今までにお受けした質問・相談内容を反映し、皆さんの疑問も解消できたらと考えました。

1時間のセミナーでは少し(ほんの少しですが)ワーク的な要素も取り入れつつ、

  • なぜ、保障内容のギャップが生じるのか
  • ギャップを生じさせない、かといって過度な保障にならないための現実的なプランニング
  • 顧客が将来がんに罹患したとしても、最大限活用できる保障内容について
  • 顧客ががんに罹患した時に有難いと思われるプランニングのコツ

このあたりを重点的に行いました。

「がん保障が多ければそれで良いわけではない」というところを再確認いただけたかと思います。

内容的には、「ここまでやるの!?」と思われた方もいらっしゃるかと思います。
しかし、ここのギャップが埋まらないままがんに罹患した方々が、がん保険に加入していたのにも関わらず苦労しているという現状を毎日目の当たりにしているので、ぜひ一人一人の生活に密着した給付金のプランニングに役立てていただければ嬉しいです。

今後、給付金の金額の幅が広がるにつれ、大きくなっていく問題だと感じています。

がんはセンシティブな内容、だからこそ注意することがある

2.の顧客との信頼関係を損なわないためのポイントとしては、扱う事例の注意点についてお話しました。
顧客はがんになっていなくても、2人に1人が罹患する時代ですので、家族、親族、友人など経験者の情報は少なからずあるため、がん保障の説明をする際には取り扱う事例だったり、使うキーワードによっては一瞬で顧客との信頼関係が損なわれてしまいます。このあたりを慎重に進めていくポイントをお話しました。

すぐにご感想もいただけて嬉しいです。

大事なこと

終了後すぐに、参加者より感想や質問などいただけました。

オンライン開催だと、参加者の反応がわからないので不安ではありましたが、「こういう時にはどうしたら良いか」「最近顧客ががんになり、必要な部分が知れた」など、率直なご意見をいただけたことは、本当に嬉しいです。

私が直接治療中の方の不安を解消するには、マンパワー的に限度があります。

しかしFPや保険代理店の皆さんの理解が深まることで、長い目で見て悩む患者さんやご家族が減らせることにつながります。

このような機会をくださった、主催者の皆さんに感謝します。

FP

理解を深めたいというFP・保険代理店の方専用のLINEサービスです。
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筆者プロフィール

黒田 ちはる
黒田 ちはるがん患者さんのお金の専門家 看護師FP
10年間の看護師経験を活かしたFPとして、がん患者さん、ご家族専門の家計相談を行っています。2016年より全国から350名以上のご相談を担当してきました。東京都、埼玉県のがん専門病院などで家計相談員も務めています。気になることがありましたら、お気軽にご連絡ください。

書籍:「がんになったら知っておきたいお金の話 看護師FPが授ける家計、制度、就労の知恵」(日経メディカル開発)