がん治療中の方にとって、住宅ローンの支払いはとても負担が大きいです。

住宅ローンを組む際に、団体信用保険に『がんの特約』を付けているなど、対策を行っていない方にとっては、治療中の住宅ローンの捻出は本当に大変だと思います。

 

問題は、現在治療中の方や今後がんになる可能性のある方(対策されていない方)が、どのようにすれば、負担の軽減につながるかです。しかし私もそうですが、銀行に行って交渉することは、ハードルが高いです。

 

「何をどう説明すればよいのか…」

「支払いが厳しいと伝えたら、すぐに競売にかけられてしまうのではないか…」

といった心配があると思います。

 

しかしまずは、銀行に行ってご相談されることが大切です。その際、持参していくと良いものは、この3つです。

がん治療中に住宅ローンが払えない!3つの準備で負担軽減

① 住宅ローン返済予定表

② 疾患名の分かるもの

③ 仕事復帰した後の業務内容や賃金の試算

 

この中で私達FP(ファイナンシャルプランナー)がサポートできることがあります。

 

③です。

ご本人だけでなく、ご家族全員のライフプラン(生活設計)関係してきますので、ご自身で試算することは難しいと思います。

専門的にこの③を行えるのがFPです。

 

業務の内容や賃金については、疾患や治療内容が深く関わってきますので、ご自身だけでは分かりませんし、決められません。まずは、今後どのように働きたいかについて職場との話し合いが必要です。そして、利用できる制度の確認も必要です。

 大変ですが、この③をきちんと整理しておくことで、銀行の方へも気持ちが伝わりやすくなります。

 

また、ご自身の治療・仕事・生活の両立に関して考えがまとまることは、単純に経済的な負担が軽減するだけでなく、心や身体の負担の軽減につながると考えられます。がんのつらさの表をご参照ください。

 

私は、看護師としての考えもあるので、これらのサポートは、『経済的な面での緩和ケア』として捉えています。よって、お金の面だけでなく、心身の面での負担の軽減に目標を置いて、治療中の方々と接しています。

 

こちらでは、住宅ローンの介入例を載せています。

がん治療中の方へのサポート、詳しくはこちら