【FP研修】ビジネス教育出版社にてがんとライフプラン

本日は、平日にも関わらず9名の方が参加されました。

がんサバイバー(ご自身やご家族が経験者)の方も数人いらっしゃいました。

感想の一部をご紹介します。

(相談ロールプレイングについて)

・どこまで踏み込むのか、距離感などの線引きも重要だと感じた。

・沈黙になるのが辛い。かといって何と答えて良いか詰まることもあった。

・自分が話しすぎないことが大切。

(講義について)

・今回は入口の相談対応が主だったので、次回は実際の相談対応についてまた参加したい。

・(事例など)生に近い声を聞けたので、良かった。

・がん医療に関する実務的なお話が聞けて良かった。

・FPとは、まさにライフプラン(人生)のセラピストだと思った。

FPの皆さんが普段行っている相談とは異なり、がんサバイバーの初回相談では更に傾聴、思いを受け止め考えを整理することが大切であるため、いかに相談者の思いを引き出せるかがポイントであることをお伝えしました。

ですので、沈黙も決して悪くはないということもご説明しました。

福島県から、泊まりがけでお越しになった方もいらっしゃいました。記念に写真をとおっしゃって下さり、嬉しかったです。今後も情報交換や勉強会などで交流を継続していけたらと思っております。

この研修を通して、がんとFPに対してFPの皆さんの関心が高まってもらえるきっかけになれたら嬉しいです。

ビジネス教育出版社では10月、11月にも2日間ずつ同研修を行う予定です。

ご興味のある方、ご参加お待ちしております。

New! 10月12日(水)と10月23日(日)の開催が決まりました。

FP研修 FP研修集合写真

前回(7/11)の研修報告

筆者プロフィール

黒田 ちはる
黒田 ちはるがん患者さんのお金の専門家 看護師FP®
10年間の看護師経験を活かしたFPとして、がん患者さん、ご家族専門に年間およそ180件の家計相談を行っています。
治療費捻出だけでなく、安心して治療が行えるための生活費や教育費、住居費の悩み解決を得意としています。
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書籍:「がんになったら知っておきたいお金の話 看護師FPが授ける家計、制度、就労の知恵」(日経メディカル開発)