ビジネス教育出版社でのFP対象継続研修のご報告

『看護師FPが伝える、がん患者に期待されるFPの役割とは?~がん治療中のライフプランアドバイス~』というテーマで研修を行いました。

合計16人の方が参加されました。男女比の方は、若干男性の方が多かったです。

FP資格取得という共通点はございますが、独立系、保険会社、他の職業、主婦の方と様々な立場の方にご参加いただけました。

今回は3時間、そしてライフプランアドバイスのテーマでしたので、がん治療中の方を想定した相談ロープレを行いました。皆さん最初は戸惑いが見られましたが、FPの皆さんでしたので、すぐにやり取りがみられていました。

感想も皆さんからお聞きすることができました。感想の一部です。

・ 疾患や治療の知識が必要なので治療中の方の相談対応は難しい。

・ 2人に1人がなる時代であり、他慢性疾患の方もいるし、FPとしてはやはり対応できていくことが必要なのではないか。

・ カウンセリング能力も必要だと感じた。

・ まずは思いを聞くことが大切だと感じた。関係を確立することが重要。

・ 自分の周りにも治療中の方がいる。FPとしても、個人的にもどのようなサポートができるか参考になった。

・ やはり健康なうちの保険加入は大切だと感じた。

 

ロールプレイングは初めての試みでしたが、参加者の方々の多くに好評でした。

それぞれの経験や価値観に基づいたご意見をいただけて大変参考になりました。

参加者の皆さんのご意見と、看護師FPとして、FPの皆さんに伝えていきたい思いを大切に、今後もFP対象研修に取り組んでいきたいと思います。

7月27日(水)のご報告はこちら

New! 10月12日(水)と10月23日(日)の開催が決まりました。

 

筆者プロフィール

黒田 ちはる
黒田 ちはるがん患者さんのお金の専門家 看護師FP®
10年間の看護師経験を活かしたFPとして、がん患者さん、ご家族専門に年間およそ180件の家計相談を行っています。
治療費捻出だけでなく、安心して治療が行えるための生活費や教育費、住居費の悩み解決を得意としています。
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書籍:「がんになったら知っておきたいお金の話 看護師FPが授ける家計、制度、就労の知恵」(日経メディカル開発)