築後緩和医療研究会での講演
9月25日(火)、築後緩和医療研究会にてお話する機会をいただき、福岡まで行ってきました。
久留米大学病院筑水会館にて開催された築後緩和医療研究会には医療関係者、一般の方など100名ほどの方が参加されていました。
私は一時間、「がん患者の経済的問題とケアの考え方」というテーマでNPO法人がんと暮らしを考える会にて相談事業に携わっている立場から、がん患者さんの抱える経済的な悩みと相談現場で行っている支援についてお話しました。
患者さん・ご家族が皆さん困っているのが「制度の見つけ方」です。
たくさんの情報サイトで情報としては掲載されているけれど、どれが自分にとって該当するのか。手続きはどこに行ったら良いのかなど、一歩踏み込んだ支援が必要とされていることを中心にお話しました。
研究会では在宅看護の発表もありました。大変心のこもった内容で、患者さんやご家族との向き合い方に関して、私も今後心に留めておかなくてはと思いました。
講演後は緩和ケアに携わっている医療従事者の方と情報交換することができました。
各地域での活動を知ることは、本当に勉強になります。
皆さんあたたかく迎えてくださり、とても嬉しかったです。
筆者プロフィール
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10年間の看護師経験を活かしたFPとして、がん患者さん、ご家族専門に年間およそ180件の家計相談を行っています。
治療費捻出だけでなく、安心して治療が行えるための生活費や教育費、住居費の悩み解決を得意としています。
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書籍:「がんになったら知っておきたいお金の話 看護師FPが授ける家計、制度、就労の知恵」(日経メディカル開発)
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