一般社団法人 患者家計サポート協会設立のお知らせ

病院を退職し、看護師経験のあるFPとしてがん患者さんの家計事務所を立ち上げて8年目を迎える今年、大きな決断をしました。

一般社団法人 患者家計サポート協会を設立しました。

「どこに行けばがん患者さんが相談できるFPはいますか?」
「がん患者さんの相談ができるFPになりたいです!」


こういった年々増えてきている皆さんの声をつなげるしくみを作るための団体です。

設立のきっかけ

大きなきっかけは、3月に福岡で開催された日本臨床腫瘍学会での講師を務めたことです。

全国から集まったがんの専門医を対象に「日本におけるがん治療に伴う経済毒性の実情と対応策」というテーマでお話した際、一緒に登壇した愛知県がんセンターの本多和典先生からも経済毒性のサポート役としてFPの名前を挙げていただけるほど認められつつあるにも関わらず、参加者より対応できる専門的なFPの数が不足していることを指摘されました。(ものすごくありがたいご意見です)

元々、個人事務所を始めるときにも「全国の患者さんがどこにいても身近な場所でお金の相談ができる世の中にする」ということを目標に掲げていましたが、今、FPが経済毒性を解決できる専門家として大きく動き出す時期が来たのかなと考えました。

一般社団法人にした理由はいくつかありますが、一番大きな理由はサポートを受ける対象の患者さんやご家族、そして医療従事者の負担を軽減するためです。

メンバー紹介

代表理事は私、黒田ちはるが務めます。
理事は日本FP協会千葉支部の支部長を務めている渡辺一江さんです。
渡辺さんは私のFPの師匠です。
顧問には、がんとお金の第一人者である黒田尚子さんにお引き受けいただきました。

3人とも千葉県在住で、千葉県・千葉市のがん患者支援について自治体や医療機関と共に取り組みを進めていて、今回もまずは地元千葉から進めて広めていこうという思いで始めることになりました。

地元の皆さんからの応援もあって実現

私の地元はコミュニティ活動が盛んで、カフェやイベントが数多く開催されています。中でも2015年に発足したうたせ認知症を考える会は、住民と医療・介護の専門職のアドバイザーや民生委員と協働し、ベイタウンかふぇや様々なイベント活動を行い、「認知症になっても、この街で暮らしたい!」というテーマで取り組まれています。


私が取り組んでいるがん患者さんへの支援にも通ずるところがあり、今回も登記の契約の件などで相談させていただいたところ、商店街が運営するコミュニティスペースの活用などを教えていただきました。
また、5/10(水)のベイタウンかふぇでお話する機会を設けていただいたり、当法人パンフレットの作成についても多大なる応援をしていただき、本当に感謝いたします。

地元で制度やお金のことを含めたがんのことを気軽に話せる場「がんカフェ」も作りたいと考えていましたので、街でのコミュニティカフェについて今後も学ばせていただけたら嬉しいです。
5/10(水)のベイタウンかふぇの講座はどなたでも参加可能です。ご興味のある方はぜひいらしてください。
(地元の方ならすぐにわかる場所です♬)

今後の予定

事業としては大きく2つです。
①患者さんやご家族、そして支援者である医療従事者への経済面のサポート
②がんとお金や制度について学びたい方向けの研修事業(上級編ではFP相談員育成事業)

①の患者さん向けサポートはもう始めています。遠方の医療機関から対象ごとの資料の要望をいただいているので、作成中です。
ご希望の医療従事者の方がいましたらお声がけください。

④は希望してくださる方が全国にいますので、5/17(水)18:05~オンラインで説明会を開催することになりました。

現在、大阪、岐阜、埼玉、岡山、秋田、東京、北海道、長野、神奈川、千葉のFP、保険代理店、医療従事者といった方々がご興味を持っていただけています。
まだ説明会のご参加は大歓迎ですので、ご参加を希望の方はホームページの申込みフォームよりよろしくお願いいたします。
ホームページも何とか準備できましたので、お時間のある時に見ていただけると嬉しいです。



関連はありますが、個人事務所でないとできない濃い相談や講師活動などもありますので、個人事務所と一般社団法人の両方を今後は運営していくことになります。
この1ヶ月半、久しぶりにてんてこ舞いでしたが、まずは不安な方がホッとなる場所が作れるよう、土台からコツコツと固めていけたらと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


一般社団法人 患者家計サポート協会
代表理事 黒田 ちはる

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無料の勉強会や質問タイムも開催しています。

筆者プロフィール

黒田 ちはる
黒田 ちはるがん患者さんのお金の専門家 看護師FP®
10年間の看護師経験を活かしたFPとして、がん患者さん、ご家族専門に年間およそ180件の家計相談を行っています。
治療費捻出だけでなく、安心して治療が行えるための生活費や教育費、住居費の悩み解決を得意としています。
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書籍:「がんになったら知っておきたいお金の話 看護師FPが授ける家計、制度、就労の知恵」(日経メディカル開発)