がんカフェでの「がんとお金」講座
講座といっても、最初に制度や保険のお話をした後は写真のようにお茶しながら自由に意見交換するスタイルでした。
現役放射線技師FPの内田 茂樹 さんは、質問に上がった重粒子線・陽子線の話や造影剤CTについて、医療の面、お金の両方から説明されており、私も勉強になりました。
次に私の方から、治療しながら働き続けるために知っておくと良い情報をお伝えしました。
保険会社の方々もいらしていて、条件はありますが、がんになった後も加入できる保険のご説明をされていました。
4月から開始になった「患者申出療養制度」にも対応しているという点はサバイバーの方々の選択肢が広がる可能性を秘めていると感じました。
サバイバーの方の関心のあった内容は高額療養費の世帯合算制度やがんになった後の住宅ローン(団体信用生命保険)でした。
今回参加して感じたことは、医療機関ごとに治療や制度の説明が異なりますが、サバイバーの皆さんにとっては知らないと身体や経済面に直結する問題になりかねないということです。
サバイバーの治療生活に関連したお金のサポートの必要性を再確認しました。
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筆者プロフィール
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10年間の看護師経験を活かしたFPとして、がん患者さん、ご家族専門に年間およそ180件の家計相談を行っています。
治療費捻出だけでなく、安心して治療が行えるための生活費や教育費、住居費の悩み解決を得意としています。
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書籍:「がんになったら知っておきたいお金の話 看護師FPが授ける家計、制度、就労の知恵」(日経メディカル開発)
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