小児がん経験者対象のがんとお金の講演会(朝日新聞掲載)
2月15日(土)国際小児がんデーということもあり、各所でイベントが開催されました。
私は国立国際医療研究センターにて開催された小児がん経験者ネットワーク「シェイクハンズ!」のイベントに参加し、ランチョンセミナー「がん治療中の制度」で小児慢性特定疾病の医療費助成の後に使える制度について、そして午後にがん経験者が考える資産運用と生活設計についてお話しました。
晩期合併症で治療中の方、長期フォローアップ中とケースバイケースにはなりますが、制度やお金のやりくりで参考になれば嬉しいです。
2月16日付けの朝日新聞にも掲載されていますが、制度に関しては誰に確認したらよいかという質問が多く、情報が届いていない現状を目の当たりにしました。
がん患者の障害年金に慣れている社会保険労務士を見分ける方法についても質問がありましたが、まずは一番身近なかかりつけの病院の医療ソーシャルワーカーに確認してみて、専門的な内容に関しては病院に入っている社会保険労務士につないていただいた方が良いではとお伝えしました。
関係者の方にもお話を伺いましたが、小児がんの子を持つ親が生活設計に対して悩んでいるという情報を伺いました。FPが行える患者支援について、もっと視野を広げていかないといけないなと感じました。
朝日新聞デジタルでは当日の様子が写真入りで掲載されています。
筆者プロフィール
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10年間の看護師経験を活かしたFPとして、がん患者さん、ご家族専門に年間およそ180件の家計相談を行っています。
治療費捻出だけでなく、安心して治療が行えるための生活費や教育費、住居費の悩み解決を得意としています。
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書籍:「がんになったら知っておきたいお金の話 看護師FPが授ける家計、制度、就労の知恵」(日経メディカル開発)
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