治療中の生活設計表とは

がん患者さん専門の家計相談では、ご希望により治療中の生活設計表を作成しています。治療中の生活設計表とは、治療生活を基にしたキャッシュフロー表(現在から将来にかけて予定に合わせた家計の収支が分かる)です。[当事務所で考案]

追記:2019年1月発売の拙著「がんになったら知っておきたいお金の話 看護師FPが授ける家計、制度、就労の知恵」(日経メディカル開発)にも掲載しています。見通しがつかなくて不安というがん患者さん、ご家族のために作成しているものですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

このような方がご希望されています

  • 休職中の生活の見通しを立てたい
  • 住宅ローンの返済額を調整したい(銀行へ交渉を考えている
  • がん保険の診断給付金(診断されたら〇〇万円など)の資金計画を立てたい人
  • 家族の看病で休職する場合の資金計画を立てたい
  • 子どもが進学を控えている(進学費用と治療費の見通し)
  • 収入が減り、治療費・生活費の捻出を考えたい
  • 残される家族の生活設計を考えたい人(小さいお子さんがいらっしゃる)

治療中の生活設計表の効果

お金の見通しがつくことで、このような効果が望めます。

  • 治療に専念しやすくなる
  • 無理をしない職場復帰の時期を選択できる
  • 「あとどの位残っているのか」というお金に関する漠然とした不安が無くなる
  • 安心して看病できる
  • 家族内でのお金についての話し合いがしやすくなる

作成までの流れ

  1. 個別相談で、作成の必要性やご希望の確認を行います。
  2. 情報シートを基に収入(休業中もらえるお金)や就労状況、支出(治療費やその他かかるお金)をお聞きします。
  3. 次回相談までに1~2つのパターンの治療中の生活設計表を作成します。
  4. 治療終了時や体調変化、資金状況の変化がみられた時に再度対応しています。

作成料金

  • 通常10,000円/回⇒現在相談料の範囲内で作成しております。 

ケースのご紹介

(相談内容)職場復帰の時期と資金計画「治療の副作用で復帰が伸びた場合、家計は成り立つのか心配」

  • 40代女性、独身、乳がんステージⅡbと診断
  • 抗がん剤治療後に手術とホルモン剤治療の予定
  1. 順調に職場復帰できた場合の生活設計
  2. 副作用がつらいなどで、職場復帰が難しい場合の生活設計

の2種類を作成し、休職期間によってどの位収入・支出・貯蓄残高に変化がみられるのか試算。2.の休職期間が長期(8ヵ月)になった場合でも、貯蓄残高は70万円以上残ることがわかり、安心して治療に臨むことができました。

「マイナスになるかと思っていたので、安心しました。しっかり休んで治療して、職場復帰を目指したいと思います。」(ご本人より)

申込み方法

がん患者さん対象の家計相談のページより継続相談をご利用下さい。 

注意事項

  • この通りに働かなくてはいけないという意味合いではなく、あくまでも『治療と仕事、生活(資金面)の見通し』ができ、働き方や収支バランスの調整方法の選択肢の一つとして活用しています。
  • がん治療は月単位で内容が変わる可能性があり、体調や収入・支出も影響を受けるため、最長でも一年間での作成となっています。(随時見直し)
  • 個人情報は変更しています。

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