JA岩手本部主催のLA交流会にて講演「がんとお金」に登壇しました

7月のJA滋賀県支部に引き続き、10/22(水)JA岩手県本部主催のLA交流会にて、「看護師FP®が伝える、がん治療と家計のリアルな実情」というテーマで講演を担当しました。
私自身はがん共済やがん保険の販売資格は持っていないのですが、日ごろがん患者さんの相談で治療生活や家計に向き合っている経験から事例を用いた内容でお話させていただきました。
「がん家系ではないので、がんの備えはいいです」
「まだ若いし、40代になったらがんについて考えます」
私も市民向け講演会などを通じてをがんとお金のお話をする機会も多くありますが、身近にがん治療の経験者がいない方からはこのように言われることも少なくありません。
がんとお金について考えるタイミングって、ご本人が考えているよりも結構早いというのが、私が日々の患者相談で感じているところです。
どのようにしたらがんとお金を一緒に考えていくきっかけになり得るか…というのはがんの保障に携わっている皆さんにとっても重要なテーマだと思い、導入部分にお話しました。
本編では、この3つを主にお話しました。
1.がん治療の経済毒性の視点
2.お金の悩みの実際(実際の相談事例やがん患者の経済的負担の実態調査より)
3.がんの保障に携わる方が知っておきたい情報
ここ数年でのがん治療の変化と医療費のかかり方や、今年の冬にかけて検討されている高額療養費と医療制度の今後についてわかる範囲でお伝えしました。
終了後には質問に来てくださった方もいて、嬉しかったです。
講師依頼はこちらより承っています。
がんとお金に関して学びを深めたい方は、こちらより(運営している一般社団法人患者家計サポート協会の継続動画コンテンツです)
筆者プロフィール

- がん患者さんのお金の専門家 看護師FP®
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10年間の看護師経験を活かしたFPとして、がん患者さん、ご家族専門に年間およそ180件の家計相談を行っています。
治療費捻出だけでなく、安心して治療が行えるための生活費や教育費、住居費の悩み解決を得意としています。
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近著:【図解】医療費・仕事・公的支援の悩みが解決する がんとお金の話 (彩図社)
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