がん患者支援の研修(日本FP協会道央支部にて)
12月7日(土)札幌にて開催された、日本FP協会道央支部主催のFP対象継続教育単位研修の講師を務めました。
テーマは「患者支援の家計相談の現状と課題、今後の展望について」(FP実務と倫理3単位)でした。
看護師の経験と、がん診療連携拠点病院での家計相談員としての立場から、医療従事者とFPの協働による相談事業の実際と課題、医療現場で求められるFPとしての資質や患者家族との関わり方についてお話ししました。
金融経済の専門的な知識を持ったFPだからこそ行える患者支援(医療従事者がFP相談が難しい理由)と、FPの業際について重点的に行いました。
病院の中だけでなく、様々な場所で患者さんへの家計相談のニーズが高まってきており、今後は顧客が病気になった際に対応できるFPが求められていくことが予想されます。
全国の興味を持ったFPが患者支援に踏み出せるような支援を引き続き行っていきたいと考えております。今回の研修が終わった後も何人ものFPの方々が直接ご挨拶に来てくださいました。こういうつながりは大切にしていきたいと思っています。
14日(土)のFP対象継続単位セミナーで今年の講師業は終了です。
患者さん、ご家族対象の家計相談と専門学校の授業と病院での相談会は年末まで続きますので、引き続き気を引き締めてまいりたいと思います。
筆者プロフィール
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10年間の看護師経験を活かしたFPとして、がん患者さん、ご家族専門に年間およそ180件の家計相談を行っています。
治療費捻出だけでなく、安心して治療が行えるための生活費や教育費、住居費の悩み解決を得意としています。
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書籍:「がんになったら知っておきたいお金の話 看護師FPが授ける家計、制度、就労の知恵」(日経メディカル開発)
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