【がん家計相談の現場より】がん治療中の教育費用に対する考え方①

がん患者さんとご家族の家計相談を受けていると、治療費・住宅費用・社会保険料の支払いのほか多いのが教育費用のご相談です。
相談者の中には3〜40代の方も多く、子育て期間真っ最中の方もいらっしゃいます。

治療期間の長期化や一度治療が終了しても、再発し治療を再開される方もいて、その期間に教育費がピーク(高校〜大学)となり、更に住宅ローンも残っている…このようなご家庭は実際少なくはありません。

これから書くことは、私が相談を受けていて感じていることですので、あくまでも参考として読んでいただけたらと思います。教育費といっても年齢や進路によってケースバイケースですので、ここでは教育費がピーク(高校〜大学)を迎える時期について述べています。

教育費を考える際のポイントは2つあると考えています。

1つ目のポイントは子ども自身の考え方です。

希望した学校で何を学び、どのような仕事に就きたいのか。もし奨学金を借りるのであれば子ども自身で返済していくことになりますので、予想される給料からいくらまでなら返済可能なのか。
ここには、親ががんを患っているということに対し、どのように受け止めているのかということも大きく影響を受けてきます。

進路のこと、その先のライフプラン、親の状況(今後予測される体調の変化や治療)についてを親子でじっくりと話し合うことが大切です。

じっくり話し合う理由

子どもにここまで考えさせるなんて・・・と思われる方もいらっしゃいますが、実際のところお子さん自身は色々と考えていても、親には伝えていないケースがあります。逆のケースもあります。

子どもが気持ちを抑えて、進路の希望を親に伝えていなかったり、反対に親が子どものためを思って治療の継続をためらうなどです。

このようなケースもありますので、進路の話の際は先々のことまで含めて話し合っていただけたらと思います。

2つ目のポイントは次回に続きます。

 

 

 

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