本日の日本経済新聞に、「高額薬 適正投与へ指針」という記事が書かれていました。

厚生労働省は、高額な画期的新薬の使用ガイドライン(指針)を作るという内容です。

指針対象の最初の新薬ががん免疫治療薬「オプジーボ」です。(オプジーボ薬価の内容記事

<指針の要件候補>

① 病院 専門医が在籍、入院設備があり、24時間の診療が可能、緊急時に対応可能

② 医師 一定のがん化学療法の経験、副作用が起きた場合の対処が可能

③ 患者 投薬の効果が見込める(年齢で差別しない)

 

指針を満たさない場合は健康保険適用外となる方針です。

私の考えを述べますと、オプジーボは効果が見込める大変優れた治療薬ですが、まだまだ効果の出方がわからない部分もあります。

①② 重篤な副作用が出現した場合には総合的に診療できる医療体制でないと対応は難しいと考えられます。

(この件とは違うかもしれませんが、異なった適応方法を行っている医療機関も存在すると聞きます。ガイドラインが作成されることで、抑制に繋がればという個人的な思いもあります。)

③ 患者側の要件の年齢は外されそうです。あくまで効果重視となりそうですが、効果判別までには投薬開始から半年かかるとも言われていますので、一刻も早い効き目を予測する技術の開発を願っております。

このガイドラインは、国の医療費の問題として大きく取り上げられていますが、患者・家族にとっての身体的、精神的、経済的負担に大きく関わってくる問題ですので、早急な作成を願っております。

今回はオプジーボの他に高コレステロール血症治療薬「レパーサ」の指針作りも進める方針です。

今後、このような高額な治療薬は更に増えていくと考えられます。

「治療薬自体の価格を下げれば問題にならないのでは?」という声もありますが、研究費や開発費を削減することで、今後の治療薬の研究や開発の道が閉ざされてしまうことも懸念されています。

適切な患者に投与されることに対して重点を置くことが、国全体、患者、家族にとっても大切だと考えています。

 

本日(7/21)の日本経済新聞記事より

ハシビロコウ

※ 記事とは関係ありませんが、ハシビロコウという珍しい鳥です。先日掛川花鳥園にて見ました。微動だにしません。